「外壁にヒビが入っています。このまま放置すると取り返しのつかないことになりますよ。」等と不安をあおって契約にこぎつけようとするリフォーム業者。騙されないようにと思っても、もし本当にそのヒビを放置して大変なことになったら・・・と不安を感じる方も多いでしょう。
このような悪質リフォーム業者は、外からチェックしやすい外壁や屋根の症状をついてくることが多いようです。中には基礎や土台についても言及してくる場合があります。
家は建ってから年数が経過すればどこかしらに劣化現象が現れてきますが、それらの現象すべてが早急に手を打たなければいけないものではありません。
悪質リフォーム業者に惑わされずに、焦らずに状況を正確に理解してから手を打っても遅くはありませんので、まず一息ついて落ち着いてから行動しましょう。
もしリフォーム業者が指摘した箇所が本当に工事が必要だとしても、その場ですぐに契約するのは避けましょう。
本当に工事を考えるならば、他のリフォーム業者にも診断や見積を依頼し、比較検討の上判断することをおすすめします。もちろん、訪ねてきたリフォーム業者からも正式な見積書を出してもらうことを忘れずに依頼してください。もし見積書の提出を拒んだり、口頭だけの説明で逃れようとする業者ならば、避けた方が無難です。
